どもーー
さて、最近は好きなことをやれ、と言うのを聞かない日はないぐらいよく聞きますね。
ホリエモンや落合さんなどの著名人をはじめ、一般人にも浸透してきているこの考え方。
しかしやはり言葉が一人歩きするのはよくあることで。
好きなことだけやれを思考停止の人が受け取ると、本当に好きなことだけやってしまうのです。
まあそもそも思考停止の人は好きなことをしないかもしれないけど。
とにかく、この言葉の意味を考察してみましょう。
結論から言うと、好きなことに繋がっていることをやれ、ということではないでしょうか。
好きなことがあって、それをさらに深めるためにはどうしたって嫌なことやつまらないことをしなければいけません。
もちろん、嫌なことは自分でやらなくても済むような工夫は尽くしてあっての話です。
例えば、ホリエモンでいうと歯磨きはアウトソースしたいけどできてない、みたいな話が多動力でも出てました。
これは、やらなければいけないことです。
ではホリエモンがロケット開発でどうしても会いたくない、会っても意味のない政府関係者に会わないといけない場合はどうでしょうか。
これもまたやらなければいけないことです。
しかしこれらの行動をするとき、必ずしも嫌だとかつまらないといった感情だけではないはずです。
これらの行動は自分のやりたいことに繋がっているため、意義を見出せます。
つまり、好きなことだけやれというのをもう一度はっきりさせると、
好きなこと&嫌いだけど好きなことをやるために必要なこと&その上でどうしてもアウトソースできないもの
をやれということになります。
私も今充実感を持ってサービス開発に取り組んでますが、コーディングは楽しいのです。
しかしコーディングの中にも面倒なことはたくさんあります。
しかしそれらは全て私がやりたいことに繋がっているため、面倒がってやるものではありません。
面倒がるくらいなら、何か一工夫して楽しく、そして効率的にやれるようにするべきです。
それがあなたの好きなことをやることに繋がります。
なんせ原点に戻って考えてみることが大事です。
なぜ私はこれをしているのか
なぜ私はこれをしなければならないのか
なぜ他でもない私がこれをしなければならないのか、他の手段はないのか
落合さんも言ってましたが、好きなことを本位に考えれば、寝ることですらその好きなことをやるための行動なのです。
だからワークライフバランスも馬鹿らしい概念なのです。